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「結果が違う」と言われる施術へ。髪質改善トリートメントの本質

2025 3/24
目次

「結果が違う」と言われる施術へ。髪質改善トリートメントの本質

はじめに:なぜ“髪質改善”なのか?

トリートメントは、ただツヤを出すだけのものではありません。 今の時代、お客様が求めているのは「根本から変わったように感じる仕上がり」──いわゆる髪質改善です。

ところが、同じような言葉を使っていても、結果に差が出るのが現実。その違いは、“使うもの”ではなく、“使い方”と“組み立て方”にあります。

この記事では、表面的なトリートメントにとどまらず、構造からアプローチする施術設計の考え方を、美容師目線で紐解いていきます。


1. 髪質改善は「設計型トリートメント」から始まる

カラーやパーマ、日常の熱ダメージにより、毛髪内部は空洞化し、水分保持力や結合力が低下しています。

これを表面コートで誤魔化すのではなく、段階的に構造を整えていくのが“本質的な髪質改善”。

特に注目されているのが、

  • アミノ酸やケラチンなどの複合タンパク質を使用し、
  • 分子量の違う補修成分を段階的に浸透させ、
  • 熱や架橋反応で髪の芯から補修・安定させる という、多層型アプローチです。

▶︎ いわば、”髪を素材から組み直す”ような感覚。


2. 工程ごとの役割を理解する=結果を設計すること

たとえば5工程のシステムトリートメントの場合、

工程目的補修の働き
STEP1:導入髪を開き、浸透を促すベースコンディションを整える
STEP2:内部補修小さな成分で空洞にアプローチ髪の芯にハリと弾力を補充
STEP3:架橋結合をサポート結果の持続力と強度を強化
STEP4:外部補修キューティクルを整える手触り・ツヤ感アップ
STEP5:熱反応成分を熱で定着疎水性と滑らかさの仕上げ

このように、それぞれの工程が連動して仕上がりの質を作り込むため、どこか1つを省くと結果も変わってきます。

また、髪質やダメージに応じて順番を入れ替えたり、工程を簡略化する設計の柔軟性も、美容師の腕の見せどころです。


3. なぜ「結果が違う」と言われるのか?

表面的な艶出しでは、その場の満足は得られても“変わった感”は残りません。 一方、構造的な補修を行うと:

  • 乾かすだけでまとまる
  • 湿気でも広がらない
  • 指通りが滑らかに持続する

といった“日常の中で実感する変化”が得られます。

さらに、仕上がり直後だけでなく、 ▶︎ 「2週間後、まだ手触りが良い」と感じることで、 お客様の信頼やリピートにもつながっていくのです。


まとめ:技術ではなく、“構築”する発想を

髪質改善とは、1回のトリートメントで魔法のように変えるものではありません。

だからこそ、

  • 髪の履歴と状態を正しく捉えるカウンセリング力
  • 工程の意味を理解した施術設計力
  • 継続的なケアにつなげる提案力

これらを土台に、素材としての髪を組み直す設計型トリートメントを提供することが、プロとしての差別化につながります。

“結果が違う”と言われる施術は、決して偶然ではなく、意図と組み立てによって生まれているのです。

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