リピート率が変わる!お客様の髪悩みに応えるダメージ補修カウンセリング術
はじめに:技術だけじゃない、“聞き方”が信頼を作る
美容師としての技術力はもちろん大切ですが、実はお客様の信頼やリピート率を左右するのは「カウンセリング力」だったりします。とくに髪の悩みに寄り添い、適切な補修提案ができるかどうかは、プロとしての印象を決定づける大きな要素です。
この記事では、リピートに直結するダメージ補修のためのカウンセリング術を、“会話の流れ”から“提案の仕方”までステップで解説します。
1. カウンセリングで差がつく!3つのポイント
① 「いつから・どこが・どんな風に」を具体的に聞く
「髪の悩みはありますか?」だけでは情報が足りません。
代わりに:
- 「最近、手触りが変わったと感じたのはいつ頃ですか?」
- 「乾かした後、髪はどんなふうになりますか?」
- 「毛先と根元、どちらが気になりますか?」
など、時間・場所・状態の3軸で具体的に掘り下げる質問を心がけましょう。これにより、
- お客様自身が気づいていない悩み
- 今後のダメージ予測
- ホームケアの習慣 なども自然に引き出すことができます。
② 髪の状態を“見える化”する
髪の悩みは感覚的なものが多く、言葉だけでは伝わりにくいことも。
だからこそ:
- ダメージのある部分を触ってもらう
- 比較できる毛束を見せる
- 毛髪模型やスコープを使って構造の違いを説明する
など、**視覚・触覚を使った“体感型カウンセリング”**が効果的です。
▶︎ 「たしかに全然違う!」という納得感は、次の提案にスムーズにつながります。
③ ヒアリング後の一言で“信頼”をつかむ
カウンセリング後に何を言うかも超重要。
NG例:「じゃあ、このトリートメントがいいと思います」
OK例:「今日の状態だと、髪の内部まで栄養を入れたほうがよさそうですね」
→ お客様が“自分で選んだ感覚”になれるよう、**提案というより「導き」**の姿勢がベストです。
2. ダメージ補修の提案を“押しつけ”にしない方法
カギは「共感」→「説明」→「提案」
- 共感:「乾燥して広がるの、ストレスですよね。今の時期、特に出やすいです」
- 説明:「実は今、髪の中のタンパク質が減ってスカスカな状態かもしれません」
- 提案:「内部まで補修できるケラチン系トリートメントを一度試してみませんか?」
この順番を守るだけで、押し売り感はゼロに。むしろ「この人、わかってくれてる」と安心感が増します。
3. リピートにつながる“ホームケアの伝え方”
せっかくの補修効果も、日々のケア次第で大きく変わります。とはいえ、ただ商品をすすめるだけでは売れません。
✔ ポイントは「未来の不安」→「簡単な対策」へつなげること
🗣「このままだと、さらに乾燥が進んでカラーの持ちも悪くなっちゃうかもしれません。 でも、○○のミルクをドライ前に使うだけでかなり防げますよ!」
🔁 お客様に“未来の変化”をイメージさせる言葉選びを意識すると、ホームケアの提案が自然になります。
まとめ:髪の悩みを“理解してくれる人”こそ、信頼される
ダメージ補修は、製品だけでなく美容師の言葉と提案力で結果が大きく変わります。
カウンセリングで髪の悩みを丁寧に引き出し、状態を見える化し、押しつけにならない提案で「納得感」を届ける。これらを意識するだけで、お客様との信頼関係が深まり、次回予約・ホームケア継続・リピート率アップへとつながっていきます。
“伝える技術”を武器にして、今日からさらに満足度の高いカウンセリングを実践していきましょう。