MENU
  • ホームHOME
  • よくあるご質問FAQ
  • 記事CONTENTS
inborn/株式会社スタイラーズ
  • ホームHOME
  • よくあるご質問FAQ
  • 記事CONTENTS
  • ホーム
  • よくあるご質問
  • 記事

髪の“今”を見抜く!ダメージ診断の精度を高めるカウンセリング術

2025 4/29

はじめに:トリートメント提案の成否は”見抜く力”で決まる

いくら高品質なトリートメントを使っても、

  • 髪の現状を正確に診断できない
  • ダメージの本質を読み違える と、適切な提案も施術設計もできず、満足度は上がりません。

つまり、美容師にとってダメージ診断力はトリートメント提案の出発点なのです。

この記事では、髪の”今”を的確に読み取るための ダメージ診断精度を高めるカウンセリング術を徹底解説します!


目次

1. なぜダメージ診断が重要なのか?

トリートメントは”現在地”を知らなければ設計できない

髪の状態を見極められないまま、

  • 決まった流れ作業で施術する
  • 無難な提案しかしない と、仕上がりも期待以下になりやすい。

▶️ 逆に、”今の状態”を正確に把握できれば、

  • 適切な補修アプローチが選べる
  • お客様に”納得”を生み出せる
  • トリートメントメニュー単価も上げやすい

つまり、ダメージ診断力=提案力×信頼構築力に直結するのです。


2. 正確なダメージ診断に必要な視点とは?

【3大視点】

視点見るべきポイント
触覚(手触り)引っかかり・硬さ・柔らかさ
視覚(見た目)ツヤ・毛羽立ち・うねり
聞き取り(カウンセリング)履歴・ライフスタイル・自己ケア状況

これら3つを立体的に捉えることが、正確な診断の基本です。


【触覚チェック】

  • 毛先を指で軽く滑らせる
  • 引っかかりやザラつきがどこに出るか確認
  • 根元〜毛先で手触りの変化を感じ取る

▶️ 内部損傷の度合いを感覚でキャッチ!

【視覚チェック】

  • 自然光または白色光でツヤをチェック
  • キューティクルの浮き(毛羽立ち)を観察
  • クセの強さ・うねり具合も見る

▶️ 外部損傷のレベルを視覚的に判断!

【聞き取りカウンセリング】

  • カラー・パーマ・縮毛矯正の履歴を詳しく聞く
  • ホームケアの内容(シャンプー・ドライヤー習慣)を把握
  • アイロン・コテの使用頻度も必ず確認

▶️ “今の状態”の原因を特定するヒントを得る!


3. カウンセリング時に必ず押さえたい質問例

質問目的
「前回カラーしたのはいつ頃ですか?」履歴の把握
「普段どんなシャンプー・トリートメント使ってますか?」ホームケアレベル確認
「アイロンやコテはどのくらい使いますか?」熱ダメージの有無把握
「普段、乾かすとき自然乾燥ですか?ドライヤー使いますか?」乾燥ダメージリスク判断

▶️ 答えを聞くだけでなく、そこからダメージ要因を読み解く意識が大切!


4. ダメージ診断から導く施術設計の考え方

✔ 目に見える症状だけで判断しない

  • パサついている→表面ケアだけ? → 違う!内部損傷+水分不足の可能性も視野に入れる
  • うねりが強い→クセ毛? → 違う!ダメージによる構造変化の場合もある

▶️ 目の前の現象だけでなく、”内部構造”まで想像する思考を持つ!


✔ 髪の”強みと弱み”をセットで見る

  • 【強み】ハリ・コシが残っているなら、ハード系ケラチン補強は少なめに
  • 【弱み】水分不足が目立つなら、しっかり保湿系PPTをプラス

▶️ 強みを生かし、弱みを補う施術設計が信頼を生みます!


✔ “将来予測”まで意識した提案をする

  • 今はギリギリまとまっている→でも乾燥進行すれば来月にはバサバサに?
  • 夏は紫外線ダメージリスクが急上昇→今ケアして予防提案を!

▶️ 現在地+未来予測=本当に価値のある提案ができる!


5. ダメージ診断の精度を高めるために日々できること

✔ 手触りの”引き出し”を増やす

  • サロンワーク中、意識して色々な髪を触る
  • ダメージレベルごとに感触を記憶する

▶️ 手の感覚を育てることは、最大の武器になります!

✔ 自分の診断仮説を常に検証する

  • 施術後の髪の反応を見る
  • 予想と違ったらなぜかを考察する

▶️ 診断力は経験と検証の積み重ねで磨かれる!


まとめ:診断力を磨けば、提案も施術も変わる

髪の”今”を正確に読み取る力は、

  • トリートメント提案の説得力
  • 施術の設計精度
  • お客様からの信頼

すべてに直結します。

感覚だけでなく、”見て・触れて・聞いて・想像する”診断を習慣化すれば、 あなたのカウンセリング力は確実にレベルアップするでしょう。

ダメージを見抜く力は、プロとしての最大の差別化ポイント。

明日からの1人1人のカウンセリングに、ぜひ今日の視点を活かしてみてください!

美髪ブログ
  1. 美髪ブログ
  2. 髪の“今”を見抜く!ダメージ診断の精度を高めるカウンセリング術
  • 特定商取引法に基づく表記
  • プリバシーポリシー
  • 利用規約

© 2023 STYLERS.

  • 特定商取引法に基づく表記
  • プリバシーポリシー
  • 利用規約
目次
公式サイトを見る
公式サイトを見る