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ヘアケアの専門性で差がつく!美容師が知っておきたいPPT成分の話

2025 3/24
目次

ヘアケアの専門性で差がつく!美容師が知っておきたいPPT成分の話

はじめに:PPT=プロテインでプロの信頼感が変わる

美容師としてサロンケアを提供するうえで、技術だけでなく“提案の根拠”を持っているかどうかは、お客様との信頼に大きく関わります。とくにヘアケアにおいては「なぜこの成分が必要なのか?」を自信を持って説明できるかどうかが、単価アップ・リピート率・継続利用に直結します。

この記事では、**PPT(加水分解タンパク質)**の種類と役割、それぞれの成分が髪に与える効果、施術や商品選定のコツを、美容師目線でわかりやすく解説します。


1. そもそもPPTとは?

PPTとは「Polypeptide(ポリペプチド)」の略称で、髪の構成成分であるタンパク質を加水分解して小さくしたもの。主に補修目的で配合される成分群です。

髪は主にケラチン(タンパク質)でできており、カラー・ブリーチ・熱ダメージによりその内部構造が壊れると、

  • 弾力がなくなる
  • パサつく
  • まとまりが悪くなる といった症状が起きます。

▶︎ PPTはその“空洞”を埋めてくれる、いわば補修の主役。


2. PPT成分の種類と役割

PPTには複数の種類があり、それぞれ髪に与える効果が異なります。ここでは主要なPPT成分を解説します。

成分名主な効果特徴
加水分解ケラチン(羊毛由来)髪の強度・弾力アップ髪の構造に近く、浸透性が高い
加水分解シルクツヤ・なめらかさ軽やかな質感で、絡まりやすい髪にも◎
加水分解コラーゲン保湿・柔らかさダメージで硬くなった髪にしなやかさを与える
加水分解エラスチン弾力とハリ感の強化年齢による髪のボリュームダウン対策に有効
加水分解大豆タンパク軽めの補修・保水髪が細くペタンとなりやすい方におすすめ

🔸 PPTは成分によって重さ・定着度・浸透力が異なるため、 髪質・ダメージレベル・仕上がりイメージに応じて組み合わせるのが理想です。


3. サロン施術でのPPT活用ポイント

① トリートメント施術時

  • ケラチン系は中間〜毛先中心に使用し、強度回復を図る
  • シルク・コラーゲン系は表面に軽くのせて、ツヤ感と柔らかさをプラス
  • 加温5分+揉み込みで浸透力UP!

② プレ処理剤として

  • ブリーチ・矯正施術前に薄めたPPTを塗布 → 内部の空洞を補って薬剤の通り方を均一に
  • これにより、仕上がりがまとまりやすくなる&薬剤の負担を軽減できる

③ ホームケア連動

  • アミノ酸系シャンプー × PPT配合のアウトバストリートメントをセットで提案
  • 自宅でも「補修を止めない設計」が◎

4. 美容師が知っておきたい「伝え方」Tips

お客様にPPTの良さを伝えるには、専門用語だけでなく、“体感”と“例え”が鍵です。

🗣「髪の中のタンパク質が壊れてスカスカなので、その穴を埋めるイメージです」
🗣「ちょっと栄養ドリンクみたいな役割ですね。すぐ吸収されて、内側から元気になります」

📌 言葉のわかりやすさ × お客様の実感= リピートと信頼のカギ


まとめ:知識が“技術”になる時代

ヘアケアにおいては、知識もまた技術のひとつ。

PPT成分の種類や効果を理解し、目的や髪質に応じて適切に使い分けることで、**「なんとなくいい」ではない、“理由ある施術”**ができるようになります。

そしてそれは、お客様からの信頼を育み、選ばれ続ける美容師としての力になるはずです。

明日からのサロンワークに、PPTの知識を武器として活かしていきましょう!

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