はじめに:システムトリートメントの力、最大限引き出せていますか?
美容院で施術してもらったときの、あのしなやかでまとまりのある髪。 でも「数日で元に戻った」と感じたことはありませんか?
実は、システムトリートメントは施術後のホームケア次第で、
- 効果の持続期間
- 手触りやツヤ感の維持
- 髪の内部補修の定着度 が大きく左右されるんです。
この記事では、サロン施術の効果を無駄にしないために、 システムトリートメント効果を長持ちさせるための具体的なコツを徹底解説します!
目次
1. システムトリートメント直後の髪はとてもデリケート
システムトリートメントは、髪内部に栄養成分を浸透させ、補修・架橋・保護・定着のステップを重ねて美しい髪を作ります。
つまり施術直後の髪は、
- 内部に補った成分がまだ完全に安定していない
- 表面の保護膜が繊細な状態
▶️ ここで無防備な生活習慣を送ると、せっかくの効果が早々に失われてしまうのです。
2. トリートメント効果を守るためにすぐできる7つのこと
① シャンプーは24時間控えるのが理想
施術直後は成分定着を待つ時間が必要です。
- 当日はなるべくシャンプーしない
- どうしても洗いたい場合はぬるま湯+アミノ酸系シャンプーでやさしく
② 摩擦を最小限に!枕カバーも見直そう
枕との摩擦は想像以上にダメージ源。
- シルクやサテン素材の枕カバーがおすすめ
- 髪をゆるくまとめて寝るのも◎
③ ドライヤー前のアウトバスケアはマスト
乾かす前には、
- 洗い流さないトリートメント(オイルまたはミルク) を必ず使いましょう。 ▶️ 熱ダメージから守り、補修成分の流出も防ぎます。
④ 自然乾燥は絶対NG
濡れた髪はとても傷みやすい!
- 必ずドライヤーで根元から乾かす
- 8割乾かしたら冷風仕上げでキューティクルを閉じる
⑤ 高温アイロンの乱用に注意
アイロンを使うときは、
- 温度は160度以下が基本
- 1カ所に何度も当てない
- 必ず熱保護ケアをしてから
▶️ 熱の過剰なダメージはトリートメント効果を一気に損ないます。
⑥ 紫外線対策も忘れずに
髪は肌以上に紫外線の影響を受けやすい部分です。
- UVカット効果のあるトリートメントを使用
- 外出時は帽子や日傘を活用
⑦ 週1〜2回の集中ケアで内部補修をサポート
ホームケア用のトリートメントやヘアマスクで、
- 補充した成分をさらに定着させ
- 乾燥や摩耗を防ぐ
▶️ 定期的なケアが、サロン仕上げの美しさを延命させます!
3. 美容師直伝!さらにワンランク上の持続ケアTips
✔ トリートメント施術後1週間が勝負
この期間にダメージ要因を排除できれば、 ▶️ 効果の持続期間が約2倍違ってきます!
✔ ブラッシングも慎重に
- 目の粗いコームで毛先からやさしく
- 無理に引っ張らない
▶️ 摩擦でせっかくのコーティングが剥がれないように意識。
✔ サロン施術とのダブル使いも効果的
- ホームケア用トリートメントをサロン施術後に併用
- 成分の種類を合わせるとベスト
▶️ サロンとホームケアが連動すると、補修力が一層高まります。
まとめ:サロンの仕上がりを”自宅で育てる”意識を持とう
システムトリートメントの効果を本当に最大限に引き出すには、
- 施術直後の扱いを丁寧にすること
- 毎日のちょっとしたケアを積み重ねること
- 必要に応じたスペシャルケアを取り入れること
この3つが不可欠です。
“いいトリートメントだったな”で終わらせるか、 “髪が変わった!”と本気で実感するかは、あなた次第。
サロン帰りの感動をもっと長く、もっと深く楽しむために、 今日からできる小さな習慣を大切にしていきましょう!